※当記事は2019年8月に投稿されたものです。
夏の海水浴シーズン、都内から行きやすいビーチとして人気の逗子・葉山エリア。
逗子海岸は東京から電車で約1時間、さらにビーチまでは徒歩10分ちょっとの行きやすさです。
ここ数年の努力で、安心・快適なファミリー・ビーチとして根付いてきた感があります。
また、葉山の海岸周辺には、近年オシャレなカフェの出店が相次いでいます。
京急電鉄が進めている「葉山女子旅きっぷ」の人気と相まって、海に入らない客層からの支持も獲得しています。
本記事では、数ある逗子・葉山のビーチをすべて取り上げ、それぞれの特徴と周辺情報を発信します。
まず、上の地図をご覧下さい。逗子・葉山はおよそ6ヵ所の海岸を有しています。
逗子は逗子海岸の1ヵ所で、葉山には5ヵ所(三ケ下、久留和海岸を除く)です。
葉山には天皇御用邸の関係もあって、電車が通っていません。ですので、バスを利用します。
バスは逗子駅から発着していますから、いずれにしても逗子が起点となります。
不便なようにも見えますが、その一手間が葉山に特別感をもたらし、その落ち着いた雰囲気はヤンチャな鎌倉のビーチと確実に一線を画しています。
①逗子海岸(逗子)
最初にご紹介すべきは、逗子の代名詞とも言える逗子海岸でしょう。
駅チカの利便性と規模で言うなら、逗子海岸が一番です。シーズンで約30万人が訪れるビーチです。
66日間ある海水浴開催期間をとっても、鎌倉・葉山のビーチよりやや長めです。
毎年40ほどの海の家が軒を連ね、若者やファミリー層で賑わいます。
2018年は海上アスレチック「逗子海岸ウォーターパーク」が出現し、「ジャンプパーク」と合わせて集客に力を入れています。
砂浜用の車椅子(ランディーズ)や、子供用ライフジャケットの無料貸し出しなども行なっています。
当ブログ記事:
・うだるような暑さが続く2018年、電車で手軽に行けるファミリービーチ、逗子海岸で「ズシ浴」しましょ!
・逗子の海に浮かぶアスレチック「逗子ウォーターパーク」へ遊びに行ってきた体験リポートをどうぞ!
②森戸海岸(葉山)
ここからは葉山のビーチのご紹介です。
逗子から一番近いのが森戸海岸(バスで15分程度)で、一色海岸と並んで葉山を代表する2大ビーチの一つです。
葉山の繁華街と隣接しているため、最も賑わいます。
近くには有名なカフェ(例えば「ダブル・サンドイッチ」)が多く、森戸神社などの観光スポットもあります。*2018年は「灯籠流し」が復活しました。
また、海の家「OASIS(オアシス)」では、定期的に音楽ライブをやっており、逗子にはない楽しみを味わえるのも特徴です。
最寄りバス停は「森戸海岸」ですが、手前の「元町」で降りて町を探索しながら海へ向かうのも良いでしょう。
当ブログ記事:
・森戸海岸近くの「Double Sandwich(ダブル・サンドイッチ)」は葉山グルメの代名詞と言っても過言じゃない
・葉山は森戸海岸にある海の家「OASIS(オアシス)」の投げ銭ライブはいかがでしょう
③真名瀬海岸(葉山)
森戸海岸から森戸神社を越え、徒歩5分の距離にあるのが真名瀬(しんなせ)海岸です。
ここはビーチより、もっぱらバス停がフォトジェニックな場所として知られています。
真名瀬海岸はこのバス停の裏にあります。こじんまりとした海岸で、海水浴場ではありません。
しかし、漁港間近の立地は景色がとても良く、森戸の喧騒を抜けてリラックスするには最適です。
夏場は浅瀬で海水浴をしたり、浜辺でバーベキューを楽しんだりするお客さんがポツポツいる程度で、シーズン全体として空いています。
近くには、古民家旅館や人気の磯料理屋「魚佐」が「勇しげ」があります。
当ブログ記事:
・葉山で森戸でも一色でもない、真名瀬海岸で海水浴をしてみよう
・東京からもお客が訪れる葉山で有名な磯料理屋「魚佐」でランチ
④芝崎海岸(葉山)
真名瀬海岸からさらに進むこと徒歩約8分。多角形状に埋め立てられた先端に芝崎海岸はあります。
海岸と言っても砂浜ではなくリーフなので、海水浴向きではありません。
しかし、侮ることなかれ!ここ芝崎海岸は、関東でも屈指のシュノーケリング・スポットなのであります。
海面下には、地上からは想像もつかないような魚の楽園が広がっています。
海中には芝崎ならではの珍しい生物もいて、ダイバーからも熱い注目を浴びています。
なお、干潮時は広大な岩場が現れるので、磯遊びを楽しむこともできますよ。
当ブログ記事:
・【2018年】葉山の「芝崎海岸」は関東で指折りのシュノーケリング・スポットなり
・葉山の真名瀬漁港にある「勇しげ」で食べる地魚料理のボリューム感がハンパない
⑤一色海岸(葉山)
葉山の代表ビーチとして、真っ先に挙げる方も多いと思います。
葉山といえば、森戸かここ一色海岸でしょう。「世界の厳選ビーチ100」に選ばれた実績もあるほどです。
ほど近くにある御用邸の存在も手伝って、どことなく品格の漂う一色海岸。
海の家「BLUE MOON(ブルームーン)」では、定期的にライブイベントが行われています。
最近は新しい海の家が進出したせいか若年層も増えてきた印象がありますが、その場所柄、比較的高めの年齢層が多いです。
大人な雰囲気を味わいたいなら、まずは一色海岸をオススメします。
当ブログ記事:
・葉山は一色海岸の海の家「BLUE MOON(ブルームーン)」でT字路sがワンマンライブ
・ゴールドウインが運営する葉山・一色海岸の海の家「THE SAIL HUS」から見渡す見事な夕景
⑥大浜・長者ヶ崎海岸(葉山)
逗子・葉山エリアで最も南寄りに位置するのが大浜・長者ヶ崎海岸です。
これまでご紹介してきた海岸とはやや違って、昔懐かしい日本の夏が楽しめます。
一方に長者ヶ崎、また遥か彼方には富士山を望む。そして、砂浜には昔ながらの海の家。
海水浴場なので設備もありますし、もちろん監視員もいます。
大きめの駐車場(オフシーズンは無料)も完備されていますから、家族連れでゆったりと安全に過ごしたい方々にオススメします。
また、長者ヶ崎から見る夕日は絶景です。是非一度は訪れて欲しいですね。
当ブログ記事:
・森戸でもない一色でもない、葉山の「大浜海岸」にある海の家「なぎさ」で味わう日本の夏
・【三浦半島八景】夕陽の名所、葉山・長者ヶ崎から見る富士山、江ノ島
いかがでしたでしょうか?以上が逗子・葉山エリアにあるビーチのすべてです。
ここで書いたそれぞれの特色を参考にして、夏をエンジョイしてくれると幸いです。
夏に限らず、年間を通して楽しめる海岸もあります。
特に、真名瀬海岸や長者ヶ崎海岸なんかは春や秋にも風情が漂います。
他の海岸であっても、近辺では新鮮な魚介料理も食べられますし。
マリンスポーツも含めて、いろいろな方法で海を満喫してやりましょう!
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