養鶏を始めて、1年半近く経ちました。
生き物を飼うってのは大変だなあと、つくづく思い知らされる毎日です。
ニワトリの場合、1つには外敵からの保護・防御。ノラ猫や害獣からの攻撃に注意を払わねばなりません。
その他、ヘビが卵を狙いに来たり(7月)、トンビが襲って来たり(9月)もします。
害獣対策は小屋を頑丈にすることで対応できますが、ヘビは僅かな隙間からでも侵入してきます。
また、常に上空を見張っているわけにもいかないので、トンビ対策も難しい。
我が家は3種類のメス5羽を飼育していますが、決してみんな仲良しというわけではなく。
日中は小屋から出たがるので、基本的には庭で放し飼いです。
さらに1つ。放し飼いするということは、庭からニワトリにとって有害なもの(プラスチックのかけらや釘)を取り除く必要があります。
ニワトリは常に地面をほじくって虫を探しているので、誤って危険なものを飲み込んでしまっては大変です。
それでいよいよ本題なのですが。
庭で糞の始末をしている時に見つけてしまいました。事はすでに起こっていたのです。
1本のビスだったとすると、4cm。これが糞の中に紛れていました。
なめ切ったネジ山の状態からみるに、数ヶ月はニワトリの体内に留まっていたものと思われます。
果たして、誰の糞だろうか。思い当たるのはこの夏の出来事。
今夏の猛暑は厳しく、暑さに弱いニワトリたちは誰もがへばっていたが、中でも死にかけた1羽がいた。
それはもみじの桜井です。あまりの衰弱ぶりに病院に連れて行きました。それが7月下旬の事。
それとこの時期、桜井だけが糞がゆるく常にお尻に糞がこびりついていて、心配していたことを思い出しました。
以上の理由から、今回の件は桜井の糞であると結論しています。
ニワトリは釘などの金属を誤飲すると体調を崩し、産卵に支障をきたすこともあるそうです。
幸か不幸か、産卵不順までには至らなかったため、熱中症だと思い込んでいました。
で、その後、何となく治ったものだと決め込んでいました。
桜井、気付いてあげられずにごめんね。おかげで、また1つ学びました。
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