実はとっても美味と言われる魚「ボラ」、実際食べたらホントに美味かった

当ブログでは、普通は好まれない珍しい魚の実食にトライしてきました。

例えば、ゴンズイタカノハダイアイゴなどです。

ボラ(秋谷産/相模湾)

今回は、「ボラ」の実食にトライします。とある筋から手に入りました。

ボラは実は美味しい魚として知られていますが、魚屋さんで見かけることはないですよね。

2019.03「アイクル」にて

以前、東京湾で一度釣れたことがありましたが、当時は知識がなく。

リリースしてから激しく後悔したことを覚えています。

ヘソ&卵巣

「へそ」と呼ばれる胃の幽門部は珍味として知られ、卵巣はカラスミの原料です。

身は美しく脂乗りが良いです。秋から冬が旬らしいです。

刺身

まずは刺身にしてみました。皮目の色が真紅色かつ光沢があり、驚くほど艶やか。

初日の生食は、ムチムチっとして歯応えがあり、石鯛に似た食感でした。

ヘソと卵巣の塩焼き

言い忘れましたが、臭みはゼロです。ていうか、高級魚の部類です。

そりゃあ、ボウズコンニャク氏が絶賛するわけだ。『市場魚貝類図鑑』

ボラ三昧御膳

数日置いて再度生食。旨味が増して食感が柔らかくなり、さらに旨い。

火を通しても美味しかったです。揚げても煮ても。

あら汁

あら汁に浮き上がる脂がスゴイ。まるでラーメンスープのようです。

そして、煮込んだカマが口の中でほろほろと溶けててゆく。

カラスミ作りたい

産卵期は10月〜1月。今回の個体の卵はまだ小さかったです。

機会があれば、自家製カラスミを作りたいものです。

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