市内を流れる防災放送の回数が増えています。
外出自粛を「お願い」するしかないってのはもどかしいですね。
逗子市や観光協会も対策に乗り出しています。ありがとうございます。
皆で想像力を働かせましょう。外に出ずとも気が紛れる方法を考えるのです。
というわけで、ククサ作りに続き、今回は染め物にチャレンジします。
天然染料を用いた染色を草木染めと呼ぶそうです。
まずは、木材の煮汁から。拾ってきた木なので、種類が分かりません。
様子を見ながら、15〜20分くらい煮込みました。
煮汁から布を取り出し、ミョウバン液に浸けます。
色止めの効果があるそうです。化学の実験みたいですね。
続いて、玉ねぎの皮。
煮汁が好みの色になるまで煮込みます。
ところで、玉ねぎの皮からは出汁が取れると聞いたことがあります。
試しに味見してみたんですが、ひじょーに渋かったです。
それはいいとして。
生地に色が染み込むまで煮込んでいきます。これも15〜20分くらいだったかと。
でまた、ミョウバン液に浸けるのですが、今度は黄の色味が増しました。
素材によっては、発色効果もあるようです。
天日に干したら、この通り。無地の生地に見事に色が付きました。
左側が木の煮汁、右側が玉ねぎの皮です。
ちゃんと絞りの模様も付きました。
木の煮汁は灰桜(ピンクベージュ)、玉ねぎの皮は黄色に染まりました。
やり方に決まりはありません。身近な素材で遊べるので、お子さんとも楽しめるのではないでしょうか。
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