【閲覧注意】虫が苦手だった私が逗子で暮らしてから少しずつ耐性がついていよいよムカデと対峙した話

 

逗子で暮らすようになってからに強くなったと思います。

逗子は自然に恵まれた土地ですから、虫が出て当たり前です。

いちいち驚いていられません。

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梅雨の時期、雨が降ると庭にカタツムリナメクジが大量に発生します。落ち葉の下でダンゴ虫が交尾しているのを発見したこともあります。

夏になると、家の周りにはセミカナブンの死骸がよく転がっています。

そのカナブンはウチの庭のプランターから巣立っているのかもしれません。春先にかなりの数の幼虫を発見してますから。

家の中でよく出るのはクモです。

家クモならもう慣れっこなのですが、7センチくらいあるアシダカグモと出会った日にはさすがに参りました。

ゴキブリはそんなに見ません。今年は今の所2匹だけです。


私はが大の苦手でした。

上に記した虫たちは、少し郊外へ行けば普通なのかもしれません。

しかし、ついこないだまで東京のアスファルト・ジャングルで生活していた私にとって、虫は珍しい存在でした。

部屋に虫が出て困った経験を覚えていません。

歩道で腹を向けて死んでいるセミを見るのがたまらなく嫌で、避けて歩いていたことくらいでしょうか。

ですから、最初の逗子の夏はクモのデカさに驚いたものです。

それが今では、ほとんど平気になりましたからね。我が家ではクモハンターとして活躍しています。

また、家庭菜園で出る青虫なんぞ素手で潰せるくらい成長しました。畑を始めたことも大きく影響しています。

人間、慣れですね。

とはいえ、ダメなものはダメです。今年、初めて出会った虫がいます。それが、ムカデです。

あれは、8月の夜のこと。

暑さに耐えかねて顔を洗おうと洗面所へ行きました。夜ですから、洗面台のライトを点けたわけです。

そして、蛇口をひねって顔を落とすともうムカデでした。

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いるはずのない所に足をわっしゃーしながらクネクネ歩く異様な虫を目の前に認識した時、私は叫びました。

妻も飛んできて、一緒に叫びました。近所にもその声は轟いたと思います。

妻の実家では、ムカデを発見すると熱湯で退治する習慣があるらしく、妻はお湯を沸かしに台所へ急ぎました。

私の担当はムカデの見張りです。

私は物珍しさにビデオカメラを用意して、ムカデがどこから来たのか思案しながら物思いに耽っていました。

もちろん、ムカデが洗面台から逃げ出さないように気をつけていました。

と、その時。

ムカデが洗面台の排水溝へ入っていくではありませんか!予想外の動きに私は戸惑い、おろおろするばかりで無力でした。

結局、ムカデは排水溝へと潜ったきり、出てきませんでした。妻にはこっぴどく叱られました。

なんせ、これからムカデの出現におびえる毎日が続くのですから。


時は過ぎ、それから7日後。

洗面所から妻の悲鳴が!

私はすぐにピンときました。出たんだな、と。

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やはりあのムカデでした。妻は排水溝の目詰まりを直そうと、掃除をしていたのでした。

髪の毛を取り除こうとしたらムカデが出てきたのですから、さぞかし驚いたことでしょう。

ところが、ムカデはすでに死んでいました。見ると、死んでからある程度時間が経っていそうです。

実は、ムカデを逃したあの夜。洗面台の水溢れ防止用の穴から熱湯を注いでいたのです。

もちろん、排水溝にも注ぎました。

思うに、あの時に死んでいたのではないかと。熱湯が功を奏していたのではないかと。

この一週間、洗面台の裏周りを浮遊し続けていたのかもしれません。

ここ2、3日排水溝の流れが悪くなっていることに気付いていました。ヌメリ掃除は億劫になりますからね。

やろうと思って、ついついほったらかしにしてましたが、髪の毛ではなくてムカデが原因だったのです。

それにしても、妻が掃除してくれて本当に良かったです。おかげで、我が家に安寧が訪れたのでした。

以上、ムカデの顛末でした。

 

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