養鶏を始めて、はや10ヶ月。そろそろ、慣れてきたかと思いきや。
不測の事態が絶えることがありません。生き物相手は大変です。
養鶏家の朝は早いです。布団の中から監視カメラを確認する事から始まります。
05:47、卵が小屋の地面に落ちているのを発見。
実はここのところ、この異変が3日連続で起きています。
しかも、今日については落ちた卵が割れています。これは初めての事態です。
すると間もなくニワトリたちが寄ってきて、卵を突つき始めました。
これはマズいです。現場へ急行しました。
あってはならない食卵が起きてしまいました。
鶏は一度卵の味を覚えてしまうと、食卵癖がついてしまうと言われています。
卵の形状から、産んだ鶏の特定はできています。もみじの通称、坂崎の卵です。
最近、小屋の中でいじめを食らっています。原因は、ストレスでしょうか。
そこで、この3日間の監視カメラを検証したところ、驚きの事実が判明。
なんと、坂崎が夜も明けきらないうちに、止まり木の上から卵を産み落としていたのです。
通常、ニワトリは朝から昼にかけて薄暗くした産卵箱で産卵します。
坂崎は、まだ暗い5時過ぎ、早い日は04:43に卵を産み落としていました。
結論としては、今のところ、栄養過多と判断しています。
朝夕2回の餌やりの他、配合エサを小屋に常備したことが裏目に出ました。
坂崎は、飼育している5羽の中で最も配合エサを好んで食べます。
一番チビのくせに、一番大きな卵を産むことも珍しくありません。
食卵が起きたのも1回限りで、その後は皆無です。
割れた形状から考えて、鶏が突ついたのではなく、落下の際に下の止まり木に運悪く当たって割れてしまったのでしょう。
参考記事:
ニワトリの産卵は朝か夕方か?
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