5月と7月に飼い始めたヒヨコがいよいよ成鶏となり。
次々と産卵が始まっている今日この頃。
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今では、5羽中4羽が卵を産むまでになりました。
残る1羽は、何をさせてもびりっけつ。「もみじ」の通称、“坂崎”です。
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で、ついにその日はやって来ました。
早朝、坂崎が初めて産卵箱に入ったのです。ただの内見かとも思いましたが。
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それから、小屋にこもり続けること約1時間。ようやく出て来ました。
特に大きな鳴き声はなかったけれども、気持ち“ドヤ顔”風に見える。
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半信半疑で産卵箱を開けてビックリ。
読んで字の如く“大トリ”を飾るに相応しい、これまでの初卵としては最大の70g超えでした。
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若鶏がこのサイズの卵を産んだ時は、たいてい黄身が双子になっています。
排卵の周期が安定しないために起きる現象だそうです。
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最後にこんな隠し球を携えていたとは。坂崎さん、恐れ入りました。
産卵後の一杯は、他のニワトリと同じルーティーンです。
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ニワトリ小屋の隣に立つ、紅葉したモミジの落葉を見て閃きました。
〽︎はつたまご もみじに舞降る もみじかな
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というわけで、飼育している5羽全員が卵を産んでくれるようになりました。
毎日5個の自然卵が手に入るなんて、夢のようです。
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