5羽のヒヨコを飼い始めて1年が過ぎました。
今ではそれぞれの特徴・性格はもちろん、卵の見分けもつきます。
成鶏になり暑さに弱ってからは、氷を与えるようになりました。
食い付きが良いので、人間用のかき氷機で削ってあげたりしています。
エサは手間をかけこだわっています。配合飼料は極力与えません。
でも、たまにあげるとその塩気を欲してなのか、よく食べますね。
そこで、いつも一緒に混ぜているエサで何が一番人気があるのか。
7種に分け与えて観察し、ランキングしてみようと思います。
小屋の前にこれみよがしにエサをセッティングしました。
腹ぺこのニワトリたちは、いきりたっています。
ゲートが開きました。各者、ファーストタッチを見ていきましょう。
1号は人気の大豆かす、2号は意外にも、人気のないくず米ミックスから。
高見沢は迷わず魚出汁ガラ。桜井は発酵おから。
素早い坂崎は、おからを1口つまんでもう2種目の大豆かすに手を出しています。
1号のことが大好きな2号は、弱い坂崎を追い出して大豆かすへ合流。
坂崎は、同期の桜井が見つけた魚粉へ一緒に入ります。
高見沢は他に目もくれず、魚出汁ガラに夢中です。
大豆かすに満足した1号がスイーツコーナー(ぶどう搾りかす)へ移動。
1号のことが大好きな2号もそれに続きます。
桜井、高見沢は魚から動きなし。一方、活発なのが坂崎です。
魚出汁ガラと配合エサを行ったり来たりしています。
一度も動きがない高見沢ですが、これには理由がありそうです。
高見沢が食べている魚出汁ガラはここ数日たまたま手に入ったもので、単品で出すのは初めてなのです。
普段から頭の切れる高見沢。珍しい高級食材を独り占めするのも分かります。
1号がぶどうから再び大豆かすへ。
2号はできれば1号と一緒にいたいけど、我慢できず魚粉へ移動しました。
坂崎は、色々なメニューをちょこちょこつまみ歩いています。
桜井は動かず。高見沢はよほど魚出汁がらが気に入った様子です。
かわいそうなのは、常備エサのくず米ミックスと発酵おから。
これを作るのにどれくらい手間がかかっているのか教えてやりたいです。
5分経過して、だんだん空のお皿が出てきました。右からなくなった順に、
1位:大豆カス
2位:ぶどう搾りかす
3位:魚出汁ガラ
4位:魚粉
5位:配合エサ
6位タイ:くず米・くず野菜・ぬか、発酵おから
1位〜5位は人気メニューなので、競争です。それがなくなれば、6位のエサでお腹を満たす。そして、最後はドリンクコーナーで一休み。こんな流れでした。
いつも先に食べるもの、最後に残るものと見ているので、大体予想はつきましたが。大豆カスについては、圧勝です。
鶏ごとに好みが違いますが、総合ランキングとしては以上の通りでした。
ニワトリの世界の上下関係は厳しいです。好きな食べ物に自分より上の鶏がいたら食べられないこともあるでしょう。
今回は食材を混ぜずに個別に与えたので、力関係が如実に現れました。
その意味で、最下位の坂崎が満遍なく各メニューを食べ歩いているのが印象的でした。
5羽それぞれの気性・性格・嗜好、加えて力関係を知っているだけに興味深く観察させてもらいました。
やらされる方はたまらないでしょうね。。。
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海のカモメ、白鳥、カモ、鳩が大好物のかっぱえびせんを良く
食べます。食べるのがやめられないそうです。不思議です。
鶏さんもかっぱえびせんをあげて良く食べますが喜んでいるそうです。
試してください。
コメントありがとうございます。
そういえば、以前松島の遊覧船からえびせんのようなものを餌付けしたことを思い出しました。
えびせんなら鶏も好きでしょう。いい勝負ができそうですね。
そのうち試してみます。