1ヶ月前、当ブログでお伝えした葉山・一色海岸のウミガメの産卵の件につきまして。
(7月下旬に葉山の一色海岸にウミガメが産卵してからもうすぐ2ヶ月です)
私たちはウミガメの孵化をこの目で確かめようと、実は何度も夜な夜な現場に通っておりました。
産卵からすでに2ヶ月を過ぎてはいたものの、9月下旬から10月上旬の満月(大潮)の時期には生まれるだろうと勝手に目星を付けていたのです。
日テレ『志村どうぶつ園』のスタッフがつきっきりで監視体制に入ったのも、丁度その頃でした。
行くたびに「まだですねえ」なんて話をしては、今か今かと孵化する日を待ち望んでおりました。
こちらは10月10日の様子です。それまでにはなかった膨らみを確認しました。
しかしこれは、空いてしまった穴を関係者が塞いだ跡だったことが分かりました。
この時から、生まれない可能性もあることを聞いていましたが、それからほぼ半月。連日の雨に加えて強烈な台風もありました。
孵化の知らせがないまま、現場の保護柵が取り払われていました。
残念ながら、自然の摂理に従うほかはないのでしょう。
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