逗子海岸映画祭を主催しているCINEMA CARAVANが今年から城ヶ島でも映画祭を開催することになりました。
というわけで、今回は「星降る町の映画祭 with CINEMA CARAVAN」のリポートです。(前編記事はこちら)
「城ヶ島スタンプラリー」を終えて会場に戻ってみると、すっかり人が増えていました。
飲食ブースには何やら長い行列ができています。
行列の行く先はこちらでした。三崎で有名な「くろば亭」が海賊汁を無料配布しているのです。
よくテレビで見かける名物ご主人も駆けつけていました。
こちらがその海賊汁です。無料で頂けるなんて有り難い限りです。
野菜が大きく、味がよくしみていました。
こちらは、園内にある展望台からの眺めです。この景色を見ながら海賊汁を頂きました。
ちなみに、右下に見えるスペースは映画祭用に特別設置された喫煙所です。
ところで、私たちの夕食はというと。。。
実はさっきスタンプラリーから戻って来る途中、「中村屋」で腹ごしらえを済ませていたのでした。
当日お目当てだった「みやがわベーグル」と「三浦パン屋 充麦」が先日の大雨の影響で出店を見送っていたからです。
17:00になりました。シネマキャラバンによるサンセットライブが始まりました。
Rai Shizuno(志津野雷)さんの旅映像と城ヶ島映像に合わせた生演奏です。
映像そのものも素晴らしかったですが、それとリンクするように空が桃色となりやがて日が暮れていった、この情景は最高のひと時でした。
最初はまばらだった人の入りでしたが、気づくと予想以上の来場者でした。
300人くらいは入るだろうと聞いていましたが、実際は1,000人を超えたそうです。
お待たせしました。いよいよ、作品の上映です。
1本目は、高島優毅監督の『巣鴨救急2030』。コメディーです。会場は大爆笑の渦でした。
次は、林隆行監督の『浅草スマイル』です。
売れない夫婦漫才師が思わぬ行動に出て、その顛末がとてもアクロバティックでした。
最後、3本目は太田信吾監督の『大津 city 今恋心』です。
こちらはドキュメンタリーで、三兄弟のすったもんだから目が離せませんでした。
場所が場所なので、3本目が始まる頃には席に隙間が目立っていました。その後、すべての作品の上映が終わったのは20:50頃です。
なお、当日上映された3本の作品は10月3日からCINEMA CARAVANの公式ウェブサイトで配信されるそうです。
最後に、このたび記念すべき第1回目の城ヶ島映画祭に参加してみて、逗子海岸映画祭と比較した素直な感想を書きます。
【城ヶ島映画祭の方が勝っている点】
・入場無料で楽しめる
・観覧席が傾斜地。前の人の頭が邪魔にならないので、映画が見やすい。
・逗子の砂浜と違い、地面が芝生。砂が飛ばないので汚れないし、何かと動きやすい。
・まだ認知度が低いので、混まなくて過ごしやすい。
・ちょっと軟派な感じの逗子と比べて、客層がかなり落ち着いている。
・開催時期や場所的に気候が温暖。夜でも寒すぎない。
・上映がすべてこの日のために作られた作品。見る方も力が入る。
・トイレがすぐ近くにある
・飲食物の持ち込みができる
【逗子海岸映画祭の方が勝っている点】
・城ヶ島より行きやすい
・最寄り駅から歩いて行ける
・鎌倉、葉山や湘南地域でも合わせて遊べる
・人気、知名度のある作品が上映される
・飲食店が充実している
うー。。。
これでは、逗子の勝っている点は地の利くらいではないか!
しかし、城ヶ島映画祭が有利でいられるのも時間の問題だと思われます。
これから回を重ねて人気と知名度が上がってくるにつれ、人が増え客層も変わってくることは目に見えているからです。
今回は関係者と思われる方々が多く見受けられましたし、いつまでも入場料がタダのままとも思えません。
ひょっとしたら、一番良い時機の城ヶ島映画祭を見れたかもしれない幸運に感謝するばかりです。
※最近、気になっていること
三浦市が逗子市を参考に観光業に力を入れている
・音霊フェス…逗子 →(鎌倉→)三浦海岸
・逗子ビーチスプラッシュウォーターパーク →三浦海岸ウォーターパーク
・逗子海岸映画祭 →城ヶ島映画祭
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