前回から引き続き、ロッキングチェア製作です。*前回記事
課題となっていた、ネジとパイプの件はというと。
アルミパイプは強度的に弱いと判断し、真鍮製に変更しました。
パイプの直径も、前回の6mmから7mmへと強化します。
またも問題。内径6mmのパイプにM6のネジだと溝の噛み合わせがゆるゆる。
そこは、鉋作業時に出た木クズを挟んで誤魔化すことに。パイプ選択の際、壁厚に注意です。
次に、ゆり椅子の要。木材を曲げる工程です。
水に浸けた木を濡れタオル、アルミホイルの順で包み、高温のアイロンでスチームします。
木をふやかした所でクランプなどを使って、任意の曲度までゆっくり圧力をかけます。
今回はクセをつける程度でいいので、そんなに曲げません。
それでも、数日は放置しました。
合板のせいか、思ったほど曲がりませんでした。(*後で板を変更)
木材に防腐塗料を塗った後、いざ組み立て。完成です。
曲板は裏側からビス留め。真鍮パイプで強度が増しました。
目指していた某カフェのロッキングチェアと見比べてみましょう。
木材の太さが違うことを割引けば、瓜二つと言える出来。
目測にしては背もたれの角度がちょうど良く、座り心地に申し分なし。
優雅に読書でも楽しみたいです。
追記:
曲板が合板だと板が弱ってしまい、揺れ心地が良くありません。
なので、一枚板から作り直しました。だいぶ良くなりました。
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