【廃材DIY⑧】とある人気カフェにあったロッキングチェアのオマージュ作品が完成〈後編〉

前回から引き続き、ロッキングチェア製作です。*前回記事

課題となっていた、ネジとパイプの件はというと。

真鍮パイプを削る

アルミパイプは強度的に弱いと判断し、真鍮製に変更しました。

パイプの直径も、前回の6mmから7mmへと強化します。

六角ネジとパイプ

またしも問題。内径6mmのパイプにM6のネジだと溝の噛み合わせがゆるゆる。

そこは、鉋作業時に出た木クズを挟んで誤魔化せそうです。

スチーム加工

次に、ゆり椅子の要。木材を曲げる工程です。

水に浸けた木を濡れタオル、アルミホイルの順で包み、高温のアイロンでスチームします。

固定中

木をふやかした所でクランプなどを使って、任意の曲度までゆっくり圧力をかけます。

今回はクセをつける程度でいいので、そんなに曲げません。

数日後

それでも、数日は放置しました。

合板のせいか、思ったほど曲がりませんでした。

完成

木材に防腐塗料を塗った後、いざ組み立て。完成です。

曲板は裏側からビス留め。真鍮パイプで強度が増しました。

比較画像

目指していた某カフェのロッキングチェアと見比べてみましょう。

木材の太さが違うことを割引けば、瓜二つと言える出来。

ウッドデッキからの眺め

目測にしては背もたれの角度がちょうど良く、座り心地に申し分なし。

優雅に読書でも楽しみたいです。

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