先日、鎌倉沖で釣った魚を実食します。
今回の食材は、真鯛です。
目標としていた5kgを悠に上回る6.3kgの超大物。
これだけデカいと、肝心のお味の方が心配です。
産卵前とあって、お腹を開くと大きな真子が入っていました。
卵に栄養を取られていると思うと、余計に身の方のお味が心配になってきます。
さっそく、新鮮なうちに真子煮を賞味。
甘い煮付けは苦手なので、和風出汁で味付けしました。
添え物のスナップエンドウは、畑の収穫物です。
今回は春の作物も加えていきます。
タイの身は、二日寝かせてから食べ始めました。
生食も悪くはないですが、火を通したメニューの方が良さそう。
というわけで、続いては焼き物で。
程よく脂が乗っていて、皮も美味しい。
3日置いてから、刺身にチャレンジ。
脂は乗ってるけど、どうしても大味ですね。
なので、やはり火を通すメニューで。
アクアパッツァなら間違いありません。
骨からしっかり出汁が出ています。
ご飯を入れてリゾット風にすれば、スープを最後まで食べきれます。
タイミングよく、庭でタラの芽が取れました。
とくれば天ぷらですよね。タイの白身も加えましょう。
タイは大葉と自家製梅干しを挟んで揚げたら好評でした。スナップも甘くて美味い。
鯛めしも出汁が染み込んで大成功。身もたっぷり使えます。
残ったアラは、魚粉にしてニワトリの餌にします。
手間はかかりますが、鶏は喜ぶしゴミも減るし良いことづくめです。
今回初めて、鯛のハム作りにトライ。1週間かけた労作だったのですが。
臭みがひどく失敗してしまいました。これだけ心残りです。
これにて釣魚完食とはなりません。
頭だけ残しておいたのは意味がありまして。＊カマは干物にして冷凍保存
自己ベストを釣った記念に標本にしました。
これだけ使い倒したなら、お命頂戴した甲斐もあったでしょう。
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