自宅で原木きのこ栽培を始めたのが、2021年の10月のこと。
収穫まで漕ぎ着けたのは、2023年の1月でした。
種駒の接種から実食まで、1年以上を要する原木きのこ栽培。
なんとも気長な仕事ですが、それだけに実った時の喜びは一入です。
しかし、我が家の場合、さほど苦労の恩恵にあずかれませんでした。
風通しの良い庭が仇となったり、タイワンリスの被害にあったり。
一つ管理を誤ると、大変な事態を引き起こすこともあります。
そんなこんなで、ホダ木を放ったらかして1年以上が経ちました。
家の北側に年中湿気が溜まっている場所を見つけ、リトライを決意した4月19日。
乾ききったホダ木を丸1日ほど水に漬けて復活を試みます。
その後、木を叩いて刺激を与えました。
常にジメジメしている場所なので、ここなら水やりを頑張る必要がない。
それから2週間、時々水を撒きながら様子を見ていました。
すると、5月8日。いつの間にか、デッカいしいたけが生えているではありませんか!
1度は諦めて放置していた原木でしたが、見事に復活してくれました。
やはり、ホダ木を設置する場所(ホダ場)が重要ということでしょうか。
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