2021年秋に菌を接種したキノコの原木栽培。あれから、ようやく2年。
夏を2回越して、この秋から本格シーズンを迎えようとしています。
こちらが、我が家のホダ場です。この中で、しいたけとなめこを栽培しています。
覆い囲っている暖簾は、放し飼いのニワトリから守るための、いわば目隠しです。
薄々気づいてはいたのですが、異変に確信を持ったのは今朝でした。
「原木が何者かに削られている!!絶対におかしい」
原木の下には、剥がれた皮が点々と落ちていました。
ニワトリは入れないし、野鳥の仕業とも思えない。となると…
ピンと来ました。ホダ場の隣に立つモミジの木で遊び回っている可愛い野生動物、台湾リス。
「そうだった、リスは害獣だったー」。すっかり油断していました。
何年か前に、畑で野菜が被害にあったことを思い出しました。*該当記事
原木の削り跡は、台湾リスの齧り跡に違いありません。
調べたところ、原木しいたけのリス食害ってのは実際ありました。*新潟県
成長を待ちきれずに、原木に歯の跡が付くくらい芽まで食べ尽くされる事もあるそうで。
ニワトリに目隠ししたつもりが、リスからの目隠しとなってしまい、気付くのが遅れました。
手塩にかけて育てたキノコちゃんが… 迂闊でした。
最近は全国的に熊の出没が目立っていますが、食べ物に困っているのはリスも同じようです。
ひとまずネットで覆って対策してみましたが、これではちょっと頼りない。
この2年間のことを考えたら、守りたい心に火がつきました。
用意したるは、リスの固い歯にも負けない金網なり。
思案しながら、廃材とあり物で作り上げました。
前面が捲れるようになっています。
原木がすっぽり入る専用保護ゲージ。これで、リスもたじたじでしょう。
今年はたっぷりきのこを収穫したいです。
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