1年ほど前、名越切り通しを散歩した際に「ずし散歩①」と題した記事を書いていました。
それからというもの、すっかり放ったらかしになっていたことに気が付きました。。。
だからと言ってはなんですが、蘆花記念公園への早朝散歩をシリーズ続編とさせてもらいましょう。
この公園は紅葉が綺麗なことで知られているのですが、1月下旬ともなればこんな感じです。
しかし、蘆花記念公園の見所はここからです。
蘆花っていうのは明治期に逗子を日本中に知らしめた文豪、徳富蘆花のことです。
蘆花散歩道という崖のような急斜面を登る散歩道があり、その名の通り道中の所々に蘆花の文章が飾られています。
結構な上り坂なので、休み休み進むにはちょうど良いかもしれません。
途中、分かれ道に遭遇しました。
今日は“あるもの”を見るために訪れたので、郷土資料館方面へ進みます。
郷土資料館へは、行こうと思えば5分程度で到着します。
でも来る度に思いますが、結構しんどい登り坂です。
蘆花散歩道を登り切ると、逗子市郷土資料館へ辿り着きます。
大正時代の建物で、元々は横浜の実業家の別邸だったそうです。
で、見に来たものがこちらです。頑張って登った甲斐がありました。
蘆花記念公園は高台になっているので、見事な富士山を望むことができるのです。
当日はちょっとモヤっていましたが、資料館前の休憩スペースは富士見スポットとしてもオススメです。
ちなみに、資料館は今年の3月をもって休館になります。ですので、駆け込むなら今です。
資料館を裏手に回ると、そこにはまるで大正時代にタイムスリップしたような景色が!
今や貴重となった日本の風景をお楽しみ下さい。
庭に植えられた梅の花が見頃を迎えていました。公園内には河津桜も咲いています。
蘆花記念公園は意外と敷地が広く、休憩所と呼ばれる施設や炊事場、さらには旧脇村邸という昭和初期に建てられた重要建造物もあります。
そのご紹介は、また別の機会に譲ります。
で、高台にあった蘆花記念公園でしたが、実はさらに上へと続いています。
先には桜山丘陵へ繋がるハイキングコースがあって、長柄桜山古墳へ行くことができます。
今回はここで終了しますが、時間があるときはさらに進んでみるのも良いですね。