2018年8月16日(木)、葉山の森戸海岸へやって来ました。
本日は、ここでお盆の灯篭流しが行われます。
なんでも10年ぶりの復活なのだとか。資金不足で中止が続いていたそうです。
当日は朝から波が高く、灯篭流しにはちときつい天候でした。
それでも18:30が近づくと、海の家・オアシスの演奏が止み、人だかりができました。
灯篭(供養料)は一基3,000円です。
先に法要と浜施餓鬼(はませがき)が執り行われました。協力は葉山仏教会です。
浜施餓鬼というのは、浜や海で亡くなった方々を供養することです。
19:00頃からいよいよ灯篭流しが始まりました。当日は波があったので、砂浜からは流せません。
堤防の先から、係りの人が海に入り込んで流していました。
けれども波の影響で、早々に沈没してしまう灯篭が多かったです。砂浜から心配そうに見守る人々。
ちなみに、灯篭は水に溶ける素材でできているそうです。
それでも、(少ないながらも)海面に浮かぶ灯篭には風情を感じますね。
逗子の御霊送りは実際に灯篭は流しません。なので、この貴重な光景を見ることができて嬉しかったです。
是非また来年もやって頂いて、日本の伝統行事をゆったり拝見したいものです。
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