2年前にもリポートした鎌倉の人気フレンチ「ete(エテ)」。
一時は閉店したとかいう話も聞きましたが、営業を再開したそうです。
鎌倉・和田塚にある「六地蔵」交差点からすぐの「エテ」。2ヶ月前に頑張って予約を取っていました。
訪れてみると、以前より外観が落ち着いた雰囲気へと変わっていることに気づきます。
扉を開けてみると、店内もごっそり改装されていました。厨房をカウンターで囲い込むようなレイアウト。
なんと他に従業員はおらず、サーブや会計、最後までご主人お一人での対応でした。
それで、どうやらランチの体制も変わったようなので、再度リポートいたします。
いつものように、なみなみのシャンパンを頂いてから、ランチのスタートです。
まずは、カツオとわさびのタプナードソース。下層にあるエシャロットと合わせた食感が絶妙でした。
続いて、フォアグラ。上に乗っているのは、奈良漬け。
マンゴーのソースをつけて頂きます。
次に出てきたのは、海藻を練りこんだというバター&パン。
一見ハーブのようですが、鼻に近づけると磯の香りがしてきます。
こちらは、赤貝などの貝類が香草バターに浸かっているものです。
下には新ジャガも入っていました。
その後、温かいミニシューが出てきました。
先ほどのあまったバターソースにつけて頂きました。
続いて、カニと蟹味噌のバーニャカウダ。
野菜の彩りといい、並びといい、一緒に味わいたい一品です。
こちらはウドのフリットです。
中身はほかほかで、一口噛むとウドからほわっと甘い湯気が。
最後にイチジクとホワイトチョコアイス。
アイスにはタイムが入っていて、ガナッシュは凍らせてありました。
食後には好きな飲み物が付いてきます。
ランチの体制が変わったというのは、これまでよりも内容が軽くなったという点です。
せっかく鎌倉に来たのだからということで、食べ歩きができるように、小腹を満たす程度の量になったとのこと。
小粋な計らいですが、それでも結構なボリュームです。
これで、1人3,000円ですから、相変わらず半端ないコスパでした。