初心者でも手軽に歩けるコースとあって、森戸林道へやってきました(前回のブログ)。
これから、カエルの卵を探しつつ、二子山山頂を目指します。
二子山は逗子と葉山の境界にあって、標高200m程度の小さな山です。
逗子と聞けば真っ先に思い浮かぶのは海ですが、山の自然にも恵まれているのですね。徒歩圏内にトレッキングコースまであるとは知りませんでした。
葉山育ちの妻でさえ初めて来たそうですから。地元民て案外そんなものですよね。
調べてみると、『逗子ウォーキング・ハイキングガイド』にもバッチリ載っていました。
「JR東逗子駅」から二子山を経由して「JR逗子駅」に戻るコースです。
当日は快晴でしたが、前日の雨の影響で程よく湿度も残っていました。そのせいか、キノコがちらほら。
また、落ち葉をめくると春の到来を待つ新芽が隠れていて、新緑のシーズンが近いことを教えられました。
なんてのんきに歩いていましたが、二子山方面へ行く林道の終点が分からず焦りました。
地図と違って、川が左手に見えていたからです。でも、それで問題ありません。
ゲートを越えてから約1時間で終点に到着。休憩用の丸太ベンチが目印です。
ついに、カエルの卵がありそうな田園地帯は見当たりませんでした。
平坦な林道はこれで終わりです。
ここからは道が分かりづらくなるので、時々渓流の中をまたいだりする必要がでてきます。念のため、長靴で来ていて正解でした。
所々で木々が倒れていました。こうした難所を越えるのは探検隊の気分です。
もし、こんな所でイノシシにでも出くわした日には。。。
急斜面には補助用のロープが備え付けてあるので助かります。
ただ、全面的に頼るのは危ないかもしれません。傷んでいる恐れがあるので。
こちらの看板が見えたら、もうひと踏ん張りです。
林道の終点からここまで、約20分程度でした。
まもなく、砲台道との分岐があるので、山頂方面へ進みます。
ここからは急斜面が続きます。翌朝の筋肉痛は免れないでしょう。
10分程度頑張ると、案内板が現れました。
山頂まであと400mとのこと。
ここから山頂までは砂利道で舗装されていました。
あとで分かりましたが、頂上にはKDDの電波塔が設置されているため、業者用に整備されたのでしょう。
走りやすくなっているためか、トレイルランナーともすれ違いました。
着きました。二子山山頂です(標高207.8m)。
展望台に登ってみましょう。
実際の現場では、上の写真よりも遠くまで見渡すことができます。
ランドマークタワーやレインボーブリッジはもちろん、東京のビル群まで見えました。
東京方面からぐるーっと三浦方面まで眺められます。
最後に現れる宇宙船のような建物は、湘南国際村の会議場です。
結局カエルの卵を見つけられず、登山道を引き返すのが億劫になった私たち。
砂利道が南郷公園まで続いていることを知り、砲台道をすっ飛ばして長柄方面へ戻ったのでした。