逗子にユニークな古本屋さんがあるのをご存知ですか?
今回は「古本イサド ととら堂」をご紹介します。
すっかり町に馴染んで見えますが、2012年開業の比較的新しいお店です。
にも関わらず、取り扱うジャンルの幅広さと品ぞろえは、本好きを唸らせること必至です。
「ととら堂」は銀座通り沿いにありますが、素通りしてしまいそうな場所に佇んでいます。
駅方面から来るなら、おもちゃの「のんきや」を過ぎた辺りから左側を気にしましょう。コインパーキングの奥の方に見える看板を目印にして細道を進んで下さい。
こちらが入口です。
普通の民家ですが、靴は脱がなくて大丈夫です。
玄関前に大量の雑誌が並んでいます。『BRUTUS』とか『Pen』とか様々です。
中が見れないのが残念。。。
こちら、入口からの眺めです。
毎回、ここに立つだけでワクワクした気持ちになります。BGMも素敵です。
まず目に飛び込んできたのは、宮沢賢治の関連本。
そういえば、古本イサドの「イサド」って賢治の造語でしたよね。店主さんがきっと賢治好きなのでしょう。
ケルト音楽が好きな私は、こちらの本棚がそそりました。
気のせいかもしれませんが、来店するといつもケルト風のBGMがかかっていて、いつだか店主さんにとあるグループを教えてもらったこともありました。
岩波文庫や講談社学術文庫の品ぞろえがハンパないです。下手したら普通の書店以上ですね。
特に岩波文庫は青色だけでなく、緑やグレーも充実しています。
古代文明に興味のある私には、こちらのコーナーも魅力的です。
インカ帝国やらアマゾンやら色々あります。
こちらは三島由紀夫コーナーです。
昔の新聞まで販売されていました。
アメリカ関連の本棚もあります。
この隣にはヘミングウェイの本が並んでいました。
こちらはシネマ関連です。
これは好きな人にとってはたまらんでしょうね。
絵本もばっちり揃っています。
子供の頃に読んだ本を見つけて、懐かしい気持ちになりました。
学術系あり絵本ありで、今度はこんな本を見つけました。時には性について思索するのも興味深いことでしょう。
というわけで、子供から大人まで楽しめる逗子の古本屋さん「ととら堂」でした。
他にも様々な分野の書籍が並んでいて、訪れるだけで素敵な時間を過ごせます。
奥には展示スペースがあり、時々展示をやっています。
興味のある方はHPをチェックしてみて下さい。