※当記事には一部不快な画像が含まれます。養鶏に興味のある方のみご閲覧をお願いします。
去年の春、飼育中のさくらが卵詰まり(卵塞症)を起こしました。*該当記事
あれから1年。回復したかに見えた時期もありましたが、最近また常態化しています。
この1年間、まともな卵を産む回数が格段に減りました。
月に1個だけの時もあります。それ以外は奇形だったり、つぶれていたり。
先週あたりから、小屋の隅や木陰に隠れてじっと目を閉じる場面が増えました。
時には地面に座り込み、食欲が落ちて、体重も軽くなった気がする。これはまずい。
一因である産道弛緩不全に対しては、膝の上でお腹を温めてあげます。
すると、輸卵管の動きが良くなるのか、体内で割れた卵のカスが出てきます。
人間が四六時中対応してやるわけにもいかないので。
ペットヒーターを導入しました。
膝上にヒーターを置いて、いつもの要領で患者を乗せました。
最初は戸惑っているようにも見えましたが。
すぐに効果を実感。恍惚の表情です。
目を閉じて、リラックスしています。
膝から下ろしても、ヒーターに釘付け。
全然動きません。効果があるようです。
20分後、立ち上がりました。
シートにかき玉のような汁が垂れています。
ある日に絞り出した、閉塞物。
感触はカチカチ。これには驚きました。
ほぐしてみると、中には肉(ゆでたササミ)のようなものが。
これが輸卵管の中を塞いでいたんだから大変です。
もう一つの一因、カルシウム不足を補うため、新たに煮干しをエサに加えてみました。
ミミズ、ミルワーム、大豆など、大好物にボレーを混ぜたりして様子を見ています。
関連記事:
・【閲覧注意】飼育中のニワトリ(さくら)が卵詰まりを起こしてしまった
・【祝】卵詰まりが癖になってまともな卵を産めなかったニワトリが換羽を契機に産卵を再開、卵塞症を克服か