養鶏を始めて3度目の夏。特に”真”夏、は要注意の季節です。
ニワトリは暑さに弱いので、近年の灼熱地獄は最大の敵。
去年は、もみじの桜井が熱中症で病院送りになりました。*該当記事
飼育している5羽はすべて2歳を超え、ますます心配です。
そんな老齢を迎えるニワトリたちに、少しでも精を付けてもらうべく。
栄養たっぷりのミルワームを繁殖させることにしました。(以下、閲覧注意)
これがミルワーム。ゴミムシダマシの幼虫です。
高価な餌なので、実は今まで買って与えたことはありませんでした。
飼育&繁殖スタート。飼い方は、虫かごに餌となる小麦ぶすまを敷くだけ。
あと、水分補給用に野菜の端切れを置きました。
2週間後、ミルワームが白く変化し、サナギになり始めました。
時々ブリンブリン動くのが気色悪いです。
サナギから成虫が出てきました。
まだ身体の色が定まっていません。
ミルワームたちは、すべて成虫のゴミムシダマシになりました。
虫かごの中を自然に近い状態にしてあげました。
皆、交尾に夢中です。
鳥餌を入れているペットボトルキャップが、大きさの目安になるでしょう。
ゴミムシの赤ちゃんを見つけたのは、成虫の交尾から1ヶ月後のこと。
これが脱皮を繰り返して、いわゆる「ミルワーム」となるのです。
ミルワームが視認できるようになった段階で、成虫は分けて飼育することに。
そろそろ、ニワトリの餌になるくらいのサイズになりました。
買った時のミルワームよりやや小ぶりですが、繁殖させたミルワームです。
繁殖期間は、ざっと3ヶ月半。時系列で振り返りました。
購入時は11gだったのが、50g以上に増えました。
成虫のカゴではまだ繁殖が続いています。
いよいよ、実食の瞬間。
見慣れぬ高級エサを予感し、瞳孔をギンギンに開かせ興奮状態です。
おかげで、ニワトリたちは大喜び。
こっちの苦労など露知らず、気をつけないと一瞬にして食い尽くされます。
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