DIYで設置した念願の薪ストーブ。
構想から完成まで記事を5本、それにまとめ記事まで書きました。
終わったかに思えた薪ストーブ工事ですが、完成時から課題が残っていました。
軒から上の煙突補強です。煙突が風に煽られ揺れるので心配でした。
どうにか屋根に穴を空けない方法で補強したいと考えていたのですが、ついに断念。
屋根から2本の支持金具で支えてやることにしました。
やはり、屋根から補強するしかないとなった時に。
では実際、どうやって屋根の上から垂木(ビスを打ち付ける下地)を見つけるの?と。
屋根裏に回れば、確かに垂木を確認できます。間隔や幅は分かりました。
しかし、屋根側から正確な位置が分からなければ、ビスを打てません。
家の周囲を調べた所、軒天に通気孔を発見。
煙突から一番近い通気孔から中を覗いてみました。
垂木の端からオモリ付きの糸を垂らし、垂直位置を軒天へ墨付け。
そこから差し金を使って垂直を維持しつつ、屋根側へ伝わせながら印をつけました。そこが基準点です。
説明するのが難しいのですが、やや強引で正確性に欠ける方法だと思います。
しかし、このやり方しか考えつきませんでした。
念のため、下地センサーで確認してみると、予想位置に反応がありました。
これで、自信が湧きました。
屋根側に固定する金具は、ホームセンターで見つけました。
ゴム板を敷いた上にこの金具をビスで締め付け、上から支持金具を固定します。
スレート板、防水シート、野地板にドリルで下穴を空け、ビスで固定します。
ビスが効いている感覚があったので、うまく垂木に打てたと思います。
固定が決まったら、コーキングです。
ビス穴の隙間から雨水の侵入を防ぐためです。
ここは見えない場所なので、見た目を気にする必要なし。
効用を最優先にし、ネジ山までがっつりコーキングしました。
煙突側の金具を固定し、傾きを調整したら完成です。うまくいきました!
これで、揺れの心配がなくなりました。枕を高くして寝られそうです。
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*3枚目の画像は街の屋根やさんより転載しました