7月11日(土)の『ブラタモリ』は逗子のお隣、葉山町特集でした。
「ヨット」と「御用邸」をキーワードに“憧れの葉山”の秘密に迫る内容です。
番組は、葉山マリーナから始まります。
裕次郎世代からすると、葉山といえば「ヨット」のイメージが強いらしいです。
ヨット乗り曰く、葉山の海は季節や海域によって風向きが複雑に変化する。
その理由は、葉山独特の地形によるのだそうです。
その入り組んだ山々一帯は葉山層群と呼ばれており。
硬く複雑な断層となっているのが特徴です。
もう1つのキーワード、「御用邸」がある葉山は建設当時から別荘エリアでした。
大磯や鎌倉と違い、海越しに富士を眺められるというのは、大きなポイントだったようです。
また、御用邸ができたのは日清戦争が起きた1894年です。
葉山は、大元帥である天皇が横須賀(鎮守府)へ行きやすいという条件を満たしていました。
一時(大正末期)、葉山に鉄道を通す計画があったそうです。
しかし、それを阻んだのは例の硬い断層だったのです。
こうして、葉山の静けさは保たれ、“憧れの葉山”でい続けることができました。
葉山の華やかな部分を出さず、地味なテーマで45分。
それなのに興味深く見ることができたのは、やっぱりタモさんのお陰なんじゃないすかね。