今回のグルメレポートは、鎌倉大船モールからです。
え、「鎌倉大船モールってどこ?」と思ったそこのあなた。私たちも知りませんでした!
「大船」というからには、JR大船駅の近くにあるショッピングモールには違いないのですが。
逗子に越して来て5年目。大船の商店街や飲み屋にもそれなりにお世話になっている私でさえ、その名前を聞いたことがありませんでした。
それもそのはず。大船駅の繁華街とは真逆にあって、駅から徒歩だと20分以上かかります。
したがって、逗子市民にはちと縁遠い場所なのであります。
そんな所にいったい何の用かと言いますと、たい焼きを買いに来たのです。
理由はここ「文左亭:鎌倉大船店」のたい焼きがめっちゃ美味いからです。それだけのためにやって来ました。
鎌倉大船モールを訪れたのは、逗子から最寄りの100円ショップ「セリア」を探し見つけたのがきっかけでした。
で、買い物帰りに小腹が空いたので、何ともなしに「文左亭」のたい焼きを食べたのでした。
こちらがそのたい焼き(99円)です(※通常は130円)。あずきの餡はつぶあんです。
どうです、普通でしょ? どんなに美味しそうに撮っても、この写りが限界でした。
でも、それこそがこのたい焼きの好きな所です。こちらは、尻尾の断面です。
「うす皮パリパリあっぱれたい焼き」という名の通り、皮が薄くてパリパリしています。
マズイたい焼き特有の、あのぐにゃっとした食感は皆無です。皮自体にもほんのり味が付いています。
それで、頭の先から尻尾まで餡がぎっしり詰まっています。もちろん、餡も美味しいです。
最後の一口、まるで柔らかいウエハースのような食感と共に別れを告げました。
あずき以外にも味の種類があり、お団子なども売っています。
しかしながら、私たちはあくまでノーマルなあずき餡のたい焼きをオススメします!
初めて「文左亭」のたい焼きを食べた時、なぜこの変哲も無い普通のたい焼きがこれほどまで美味しいのか。
帰り道に妻と二人で延々と議論したのを覚えています。
できれば買ったその場で食べて欲しい所ですが、まとめ買いして冷めてしまっても大丈夫。
レンジで30秒、トースターで3〜4分温めて下さい。なかなかの程度、復活します。
チェーン店を侮るなかれ、ぜひ一度ご賞味あれ!