私はパイナップルが大好きです。
あの南国を感じさせるフルーティーな味がたまらないのです。
なので畑を始める時、真っ先にパイナップルが頭に浮かびました。
自分で育てたパイナップルはさぞかし美味しいだろうな、と。
しかし、ここ逗子市は関東地方では温暖な地域にあたるものの、そもそもパイナップルは亜熱帯の植物です。
とにかく、やってみなければ分かりません。
というわけで、逗子でパイナップルは育つのか?実際にやってみました。
6/5…まずは苗づくりから。
今年は例年より価格が高かったため、購入が少し遅れてしまいました。
頭頂部を切って、余分な糖分を抜くため少し乾燥させました。もちろん、果実は美味しく頂きました。
6/9…畑に植えたのはその4日後です。
実はそれから2ヶ月、パイナップルの様子にほとんど変化がありませんでした。
しかし、発育が見られないとはいえ、かといって枯れているわけでもない。
きっと、すくすく根を伸ばしているのだろうと、優しく見守ることにしました。
パイナップル好きが高じて、名護市の「ナゴパイナップルパーク」に遊びに行った時に撮影したものです。
本場では7月でこの実りようですから、ウチのパイナップルちゃんを心配し始めたのは言うまでもありません。
8/15…明らかな変化が見られたのは定植から2ヶ月後、突如現れました。
もともとあった短い葉の上から長い葉がニョキニョキ生え始めています。
8/25…それから10日後の様子です。
葉が少し伸び開きました。先端にギザギザが見えますね。
9/3…さらに一週間後です。あまり変化は見られません。
夏の暑さもピークを越え、少し焦ってきました。
9/21…で、こちらが最新のパイナップルちゃんです。
下の葉が長くなってきました。そろそろ実を付け始める頃でしょうか。
となれば良いのですが、季節はすでに9月は下旬に突入しました。これからは涼しくなる一方でしょう。
ここからという時期に秋を迎え、タイミングを逸した感が拭えません。あまり期待せずに見守って行こうと思います。